基礎資料 / 第19話時点
相関図とキャスト一覧
五つの組織を線でつなぐ
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VIVANT2は登場人物が多く、しかも所属が二重になっている人物が何人もいます。別班・公安・テント・丸菱商事・シンシーの五つの組織と、演じている俳優をまとめて整理しました。相関図は4枚とも私が作成したものです。
図1 五つの組織と乃木憂助
図2 第17話時点の立ち位置
第2シーズンは、所属と中身が食い違う人物が増えました。第17話が終わった時点で、誰がどちら側に立っているかを並べ直します。
図3 乃木憂助をめぐる家族と擬似家族
この作品の主題は、血縁と、血縁ではない家族の両方にあります。
図4 第18話の奪還作戦
第17話の終わりで、顔ぶれと期限が決まりました。城をはさんで、両側に何が置かれているかを並べます。
VIVANT 登場人物一覧(組織別)
別班 自衛隊直轄の非公認諜報部隊
| 人物 | 立場と現状 |
|---|---|
| 乃木憂助/F(堺雅人) | 諜報員。表向きは丸菱商事エネルギー事業部第2課長。心の中にもう一つの人格「F」を宿す。記憶障害の時期は「丹後隼人」を名乗った。第1シーズン終盤で実父ベキを撃った |
| 櫻井里美(キムラ緑子) | 司令官。国益のためなら冷徹な判断を下す。乃木家のロケ地と同じ「櫻井」姓であることから血縁説あり |
| 黒須駿(松坂桃李) | 工作員。表向きはJKT資源開発会社のエンジニア。乃木を誰よりも慕う相棒。アゼルバイジャンのシャキ城に監禁されている。第19話で、乃木が託した守り刀で和田が殺されるのを見せられた |
| 長野利彦(小日向文世) | 丸菱商事専務。1985年防衛大学校卒、1987年に別班へ配置。東南アジア方面の責任者。世間体のため同じ立場の別班員と形だけの籍を入れたと第13話で明かした |
| 高田明敏(市川笑三郎) | テント潜入作戦に参加した精鋭。キプロスへ連行された |
| 和田貢(平山祐介) | 同じく精鋭。第17話で指を2本失った姿で映り、第19話でシャキ城で殺された |
| 廣瀬瑞稀(珠城りょう) | 同じく精鋭。表向きはEU各国へ医療系システム機器を販売する会社の社員 |
| 熊谷一輝(西山潤) | 同じく精鋭で最年少。表向きは万俵製作所のエンジニア |
| AIハヤト(声:高山みなみ) | 情報解析AI。防犯カメラ映像の解析や確率演算を担う。名前をめぐる考察あり |
| 太田梨歩/ブルーウォーカー(花岡すみれ) | 丸菱商事財務部の社員で、正体は天才ハッカー。別班員ではなく契約による協力者。年間3千万円の報酬と常時監視という条件で結ばれている |
| 拉致された5人 | 連行先とされる国 |
|---|---|
| 黒須駿 | アゼルバイジャン |
| 高田明敏 | キプロス |
| 和田貢 | トルクメニスタン |
| 廣瀬瑞稀 | イスラエル(未確認) |
| 熊谷一輝 | ジョージア(未確認) |
連行先として第11話で示されたのはアゼルバイジャン、キプロス、ジョージア、イスラエル、トルクメニスタンの5か国です。誰がどこへという一対一の対応は、廣瀬と熊谷のぶんを私が確認できていません。配置の意味は別班員5人はなぜ5か国に分けられたのかで扱いました。
警視庁公安部
| 人物 | 立場と現状 |
|---|---|
| 野崎守(阿部寛) | 刑事。第13話で拉致事件の首謀者と判明したが、第17話で潜入捜査だったと本人が認めた。いまもシンシーに拘束されている。第18話で劉銘軒に医者を呼ばれて命をつなぎ、第19話でプリシャを連れ去った人物をベキだと特定した |
| 佐野雄太郎(坂東彌十郎) | 公安部部長。野崎の直属の上司。第1シーズンで乃木卓が公安部外事第1課の出身だと明かした人物 |
| 東条翔太(濱田岳) | サイバー犯罪対策課の刑事で天才的ホワイトハッカー。VIVANT2で部屋の飾りが変更され、関与をめぐる議論が続く |
| 新庄浩太郎(竜星涼) | 外事第4課で野崎の部下だったが、正体はテントのモニター。第14話で護送中に撃たれ死亡とされたが、第18話で乃木の偽装だったと明かされ、奪還作戦に加わった |
| ドラム(富栄ドラム) | 音声アプリで会話する野崎の助手。驚異的な身体能力を持つ。第17話からシンシーに捕らわれ、野崎とともに劉銘軒の手元にいる |
| 上原史郎(橋爪功) | 内閣官房副長官。40年前の公安部外事課課長で、第1シーズンでベキが標的とした人物。VIVANT2でも続投 |
| 和久井俊作(田中俊介) | 公安部外事第4課。2022年9月に異動。第12話の放送後に公式相関図へ追加された。野崎がこの人物の端末を使ったという指摘あり |
| 鈴木祥(内野謙太) | 公安部外事第4課。第17話でシンシーの内通者と分かり拘束された。いまはAIが鈴木を演じて連絡を続けている |
| 森田喜一(谷口翔太) | 公安部外事第4課。第11話で和久井とともに乃木を尾行。公式相関図には未掲載 |
| 綿貫賢(小島秀夫) | 警視総監。第11話にAIハヤトの画面上の写真として登場 |
シンシー 中国公安部の下にある別班にあたる組織
| 人物 | 立場と現状 |
|---|---|
| 樊林杏(ハン リンシン)(宮下今日子) | 中国公安部第六局長で、シンシーの責任者。父は失脚した共産党幹部の樊星宇。父の失脚後に公安を離れ、自分の組織を持った。野崎とは4年前から面識がある。孤児院という言葉に個人として反応した。第17話では自白が取れた劉銘軒にお役御免を告げ、それでも続けたいという願い出を認めている。第19話で劉銘軒を核融合チームの責任者に据えた |
| 野崎守(阿部寛) | 公安の任務としてシンシーへ潜入していた。目的は核融合技術が中国側に独占されるのを防ぐことで、佐野の了承を得ていた。第17話でドラムを人質に取られ、自分の口で潜入だと認めた。協力者として北京の毛じいさんの名を出している。第19話で劉銘軒にカメラを切らせ、二人きりで話した |
| 劉銘軒(リュウ ミンシュエン)(堺雅人) | 5年前、北京の日本大使館で野崎の下にいたエージェント。死亡したと野崎に伝えられていたが生存。5歳からシンシーの諜報員として育てられたダブルエージェント。第17話で野崎の潜入を認めさせ、そのあと長春へ十日不在にすると告げた。樊林杏に問われ、まだ野崎を愛していると答えている。第18話で戻って野崎に医者を呼ばせ、第19話で野崎の求めに応じて監視カメラと音声を切った。核融合チームの責任者になった |
| 張競士(チョウ ケイシ)(高橋光臣) | 同じく5年前に野崎の下にいたもう1人のエージェント。シンシー側の人間でありながら、組織のやり方に疑問を持ち野崎へ情報を流していた。樊林杏とエリシャ博士の接触情報を伝えたのもこの人物。組織から逃げた末に射殺されたと説明されているが、その場面は描かれていない |
| エリシャ・ママドフ | 核融合技術を持つ研究者。自殺したとされ発明も否定されていたが生きていた。情報ブローカーのタイラン・グリエワのもとに監禁されている。第19話で、妻を殺され、2歳だった娘プリシャを7年前にテントに連れ去られていたと分かった |
テント/バルカ共和国
| 人物 | 立場と現状 |
|---|---|
| ノゴーン・ベキ/乃木卓(役所広司/林遣都) | 指導者で乃木の実父。本名は乃木卓で、島根のたたら製鉄御三家の一つ乃木家の次男。東大を経て警察官となり公安部外事第1課へ。第1シーズン終盤で乃木に撃たれた。生死は公式に断定されていない |
| ノコル(二宮和也) | 幹部。ベキに息子として育てられ、実子である乃木を兄と慕う。血縁上の兄弟ではない |
| アリ(山中崇) | GFL社社長で正体はモニター。二度の尋問を受けて生き延びている。第18話から、一団が出たあとのバルカで留守を任されている |
| チョッキー(OHM) | 元モニターでCTP社CEO。タイに潜伏する新庄を匿っていた。第18話で新庄の姿を見て協力を決め、赤外線センサーの突破役を担う |
| バトラカ(林泰文) | 幹部。民間軍事会社の代表。40年前に負傷したベキを助けて以来、ベキに従う |
| ピヨ(吉原光夫) | 幹部 |
| ゴビ(馬場徹) | ノコルの親友だったが、採掘権をめぐり裏切って逮捕された |
| チンギス(B・バトボルド) | バルカの警察官。第1シーズン後半は野崎と共闘した |
乃木の周辺と丸菱商事
| 人物 | 立場と現状 |
|---|---|
| 柚木薫(二階堂ふみ) | 世界医療機構の医師。VIVANT2では日本でジャミーンと暮らす |
| ジャミーン(本間さえ) | 善悪を判断できる不思議な能力を持つ少女。第17話で写真から和久井と内通者の鈴木を指した。第19話で、エリシャの娘プリシャと同じ9歳だと分かった |
| 乃木寛道(井上順) | 乃木の伯父。第13話で野崎と接触していたという指摘あり |
| 乃木明美(高梨臨) | 乃木の母。武装勢力に捕らえられ肩を撃たれ、獄中でベキに復讐を託して亡くなったとベキの回想で描かれる(生存説の検証) |
| 太田梨歩/ブルーウォーカー(花岡すみれ) | 丸菱商事財務部の社員で、正体は天才ハッカー。VIVANT2から演者が交代 |
| 山本巧(迫田孝也) | 乃木の同期。正体はモニターで、第1シーズンで排除された |
VIVANT2からの新しい要素
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 5か所の連行先 | アゼルバイジャン、キプロス、ジョージア、イスラエル、トルクメニスタン |
| 赤い饅頭 | 別班の緊急招集を意味する。第11話冒頭で祠にふたたび置かれていた |
| 樊林杏(ハン・リンシン) | 演じるのは宮下今日子。第14話から登場し、中国公安部第六局長からシンシーの責任者へ |
| 劉銘軒(リュウ・ミンシュエン) | 演じるのは堺雅人。乃木憂助、別人格のF に続く一人三役 |
| 張競士(チョウ・ケイシ) | 演じるのは高橋光臣。第16話に事前告知なしで登場。組織から逃げた末に射殺されたと説明されている |
| 野崎が雇った傭兵 | 演じるのは前田公輝。第16話に短く登場し、中国語を話した |
| コーカサス担当の別班員 | 演じるのはレイヤマダ。第15話に一眼レフを持つ人物として登場し、レギュラー出演が発表された |
| ゲルン | 長野利彦のエージェント。功夫の使い手で中国語にも長けている。第18話から奪還の一団に加わった。吹き替えの声は小山力也 |
| プリシャ・ママドフ | エリシャの娘。7年前に2歳でテントに連れ去られ、いまは9歳。第19話で名前が出た(プリシャ・ママドフとは誰か) |
| タイラン・グリエワ | エリシャを囲っている情報ブローカー。エリシャの妻を殺し、娘を拉致していた。吹き替えの声は若本規夫 |
| シュウ・ハオラン | シャキ城の拷問役。1日一人ずつ殺すと告げ、黒須の刀で和田を切った |
| リ・ミンヅァ(木幡竜) | シンシー側の人物。黒須を尋問し、第19話で和田の胸を刺した |
| 翼(西垣匠) | 黒須の弟で特殊作戦群の隊員。第19話で実家に来たシンシーの諜報員を返り討ちにした(和田の死と黒須の弟・翼) |
| フローライト | 第1シーズンから続く資源。VIVANT2の動機に関わる可能性 |
作品情報
VIVANT2は、2026年7月26日から毎週日曜よる9時、TBS系で放送されています。日曜劇場史上初となる2クール連続放送で、話数は第1シーズンから通しで数えられ、第11話から始まりました。原作・演出・プロデュースは福澤克雄。
第20話は10月11日の放送です。最終回は11月8日の第24話です。
公式の人物情報を見る
登場人物の顔写真と役柄は公式サイトに掲載されています。キャスト発表の経緯は次の記事にまとまっています。
図解はすべて私が作成したものです。画像の転載は行っていません。
配信情報
人物関係が動く場面
所属が二重になっている人物が多いため、相関を頭に入れてから見返すと理解が変わります。第1シーズン全10話とVIVANT2はU-NEXTで見放題配信されています。
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参考・出典
- 日曜劇場『VIVANT』公式サイト 登場人物
- 第1シーズンおよび第11話・第12話・第13話の放送内容、第14話の予告
- 図版はすべて私が作成。図2の未確認・憶測の段、および図3の破線部分は推測であり、確定した情報ではありません