VIVANT2 / あらすじ
第17話の詳しいあらすじ
仲間を捨てる命令が
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第16話の詳しいあらすじ / 第17話の考察まとめ / 第18話の詳しいあらすじ
第17話は、野崎守(阿部寛)が自分の口で潜入だと認めた回でした。そのうえで日本側は仲間を捨てる決定を下します。順に追っていきます。
VIVANT 第17話 あらすじ 潜入が割れた夜
シンシーの拠点。劉銘軒(リュウ・ミンシュエン/堺雅人)の前に、拘束されたドラム(富栄ドラム)が連れてこられます。人質にしたうえで、公安の犬だと認めろと迫る劉銘軒に、野崎は「潜入だ」と答えました。協力者を問われると、「毛じいさん」とだけ返します。
野崎の言い分はこうです。自分たちを殺せばテントの情報が取れなくなる。テントをいちばんよく知るのは乃木憂助(堺雅人)で、次が自分、そしてドラム。だから殺されない、と。
そのやり取りを見ていた劉銘軒は、樊林杏(ハン・リンシン/宮下今日子)に、テントの件は自分に任せてほしいと申し出ます。
独房では、はじめドラムと野崎が同じ部屋に置かれます。1日目に出たのはチャーハンでした。野崎は自分の分までドラムに渡します。
2日目以降、それが理由で2人は別の部屋へ移されました。別々に食事を出すように、という指示です。
ところが、そのとおりには運ばれませんでした。ドラムには普通に食事が出ます。一方の野崎には、目の前で食事を床に落とすなど、あからさまな嫌がらせの形で食事も水も与えられません。看守が全部食べないと野崎の分を抜くと言った場面では、野崎はドラムが全部食べたと嘘をついて自分の椀を空にしました。指示は分けて出すことで、飢えさせることではありませんでした。
日本側 ジャミーンが二人を指した
乃木はノコル(二宮和也)にシンシーのことを尋ねますが、心当たりはないと返されます。テントの作戦を共有していたのはベキ・バトラカ・ピヨの3人で、核融合という言葉は一度も聞いたことがない、とも語りました。ただしノコルは、ベキの告別式で鋭い目つきの男たちが参列者を撮っていたこと、その撮影が子どもにまで及んでいたことを報告しました。
乃木家では、柚木薫(二階堂ふみ)を送り出したあと、入れ替わりに佐野雄太郎(坂東彌十郎)が訪ねてきます。佐野はジャミーンが人の善悪を見抜く少女だと語り、監視カメラを仕掛けられる立場の公安職員の写真を順に見せていきました。
先に学校で写真を見せた場面では、山本巧に強い嫌悪を示していました。乃木家で見せたのは公安外事第四課の顔写真です。
ここで反応に差が出ます。和久井俊作(田中俊介)には少しの嫌悪、鈴木祥(内野謙太)には強い嫌悪。和久井は家庭内で暴力をふるっており、鈴木はシンシーの工作員でした。
乃木と佐野は太田梨歩(花岡すみれ)の部屋へ移り、和久井の自宅の様子を確かめます。和久井は妻に暴力をふるっていました。ジャミーンが強く嫌ったのは、これが理由かもしれない、という並びです。
鈴木は毎日1回送っていた
鈴木のほうは目立った点がありません。引っかかったのは、ときどき着けているイヤフォンでした。3年前に中国の工作員が持っていたものと同型です。
鈴木はすでに6時間前に拘束されていました。佐野は、内通者かもしれない部下について何があっても殺すなと指示しています。警視庁の近くにある部屋へ通い、公安サイバー対策室と佐野の自宅を監視していたことが分かります。野崎、佐野、東条翔太(濱田岳)、別班、テント、バルカ。これらの語が出た会話はすべて保存され、そのうち有効なものだけがシンシーへ送られていました。そして別班は回線を断たず、AIに鈴木を演じさせて樊林杏との連絡を続けています(AI鈴木は通用するのか)。
別班員はシャキ城から動いていなかった
AIハヤトの部屋で、乃木はシャキ城へ食料を納めていた側から話を取ります。運ばれていたのは大豆やとうもろこしといった粗末なもので、5人ぶんの食事が作られ続けていました。そこから、別班員はいまもシャキ城にいると断定します。ガリル村の収容所へ移送したように見せていただけです。
それでも数字は厳しいままでした。救出成功率は乃木の計算で6パーセント、AIハヤトの計算で5パーセント。条件を変えれば45パーセントと37パーセントまで上げられると乃木は食い下がりますが、それでも半分に届きません。
櫻井里美(キムラ緑子)の決定は、5名の奪還を断念するというものでした。しかも放置ではありません。3日後にエージェントを介して5名の食事へ毒を入れるという内容です。乃木は規律という言葉を繰り返しながら食い下がりますが、決定は覆りませんでした。
拘束されている側の状態
城に残されている5人の状態も画面に出ます。和田貢は人差し指と中指を切り落とされていました。拷問が形として残っている描写です。
この一点が、司令部の決定の背景になります。助けられず、口も塞げず、拷問が続く。漏れを止める手が消えていくという状況です。
長野が部隊を出した
翌朝、丸菱商事の専務室。長野利彦(小日向文世)はエリシャの任務についていました。司令の判断を受け入れている乃木を、長野は叱責します。命令には絶対服従が義務だ、それでも自分は眠れなかった、その抑えられない感情は君も同じだと思っていた、と。
乃木は、自分がずっと天涯孤独だったこと、自衛隊で二人目の友人ができたこと、それが黒須駿(松坂桃李)だったことを話します。
長野は問いを変えました。救助に向かうのが別班員でなければどうか。それが君の仲間だったら、と。別班を動かすのではなく仲間であるY2Kを動かせという助言です。そのうえで自分のエージェント「ゲルン」も参加させると告げ、生きて戻れと送り出しました。ゲルンは功夫の使い手で、中国語にも長けた人物です。
乃木は櫻井のもとへ行き、別班から参加するのは自分だけだと伝えました。捕らえられれば即座に自決する、組織への被害は自分ひとりで背負う。そういう条件です。ノコルは電話口で、なぜ助けてくれと単刀直入に言わないのかと怒ったうえで、テントの全勢力をかけて協力すると約束していました。動くのはテントの軍事会社Y2Kです。櫻井は禍福は糾える縄の如しという言葉を置いたうえで、天運にかけてみるのも一興かもしれない、と返します。
第17話の人物別の立ち回り
| 人物 | この回での立ち回り |
|---|---|
| 野崎守(阿部寛) | 潜入だと自分の口で認め、自分の食事までドラムに渡した人 |
| 和田貢(平山祐介) | シャキ城で指を2本切り落とされた状態で映った人 |
| 独房の見張り | 別々に出すという指示を超えて、野崎にだけ与えなかった人たち |
| 劉銘軒(堺雅人) | ドラムを人質にして迫り、テントの件を自分に任せろと申し出た人 |
| 樊林杏(宮下今日子) | 劉銘軒の申し出を受ける側に回った人 |
| ドラム(富栄ドラム) | 人質にされながら、野崎の分の食事まで渡された人 |
| 乃木憂助(堺雅人) | 食堂の店主から別班員の居場所を割り出し、単独で参加を決めた人 |
| 櫻井里美(キムラ緑子) | 奪還を断念し、毒を混ぜる決定まで下した人 |
| 長野利彦(小日向文世) | 乃木を叱責し、自分のエージェントであるゲルンを差し出した人 |
| ゲルン | 長野のエージェント。功夫の使い手で中国語にも長けた人 |
| 和久井俊作(田中俊介) | 妻への暴力が明らかになり、ジャミーンに嫌われた理由が付いた人 |
| 鈴木祥(内野謙太) | 毎日1回シンシーへ送っていたことが判明し、拘束された人 |
| ノコル(二宮和也) | 頼られなかったことを怒り、テントの全勢力での協力を約束した人 |
| ジャミーン(本間さえ) | 写真を見て和久井と鈴木の2人を指した人 |
| 佐野雄太郎(坂東彌十郎) | ジャミーンの力を使って内通者を炙り出した人 |
押さえておく5点
- 野崎は認めた。潜入だと自分の口で言い、協力者の名まで出した
- 移送は見せかけだった。別班員はシャキ城から動いていない
- 内通者は鈴木。和久井への反応は、いまのところ妻への暴力で説明が付く
- 断念は放置ではない。3日後にエージェントが毒を入れる、という期限まで決まっている
- 長野がエージェントを出した。別班でもテントでもない三つ目の手が加わる
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第20話の放送は2026年10月11日(日)21時です。第17話以降はTVerの見逃し配信で追えます。
放送画面の転載は行っていません。公式ページでご確認ください。
配信情報
第17話を見返すなら
独房の場面と専務室のやり取りは、二度目のほうが意味が取れます。見逃し配信はTVer、第1シーズンからの通し見はU-NEXTが見放題で対応しています。
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- 第16話の考察まとめ
- 第16話で残された謎
- 第16話までの全体像
- 櫻井が断念したのは何か
- 野崎潜入説はどこまで成立するか
- リュウ・ミンシュエンとは誰か
- シンシーとは何か
- 佐野・鈴木・森田・上原の立ち位置
- 敵の狙いはジャミーンではないか
- 長野専務は本当にバルカにいたのか
- 佐野公安部長はどこまで知っているのか
- 未回収の伏線
- 考察の答え合わせ
- 人物と組織の相関
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参考・出典
- 日曜劇場『VIVANT』公式サイト(各話のあらすじ・登場人物)
- 日曜劇場『VIVANT』第17話(2026年9月6日放送)の内容
- 第17話の場面と台詞は、放送後に共有されていた記録を参照して再構成しました。私は映像を再生して細部を確かめていません