基礎資料 / 第13話
第13話の詳しいあらすじ
問い詰めた先、明かされる
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第13話で描かれた内容を、時系列で追える形にまとめました。考察は入れず、放送で描かれたことだけを扱います。第11話と第12話は第11話・第12話の詳しいあらすじ、第14話と第15話は第14話・第15話の詳しいあらすじにあります。
VIVANT 第13話 あらすじ 最大の裏切り者
2026年8月9日放送 / VIVANT2第3話
公式の各話ページに、この回のあらすじと場面写真があります(第13話の公式ページ)。
キプロスでの尋問
キプロスでアリを尋問した結果、新庄の居場所が判明します。新庄はある大富豪の伝手を頼ってタイへ逃亡していました。乃木とドラムがタイで新庄の確保に動き出します。
同じ肩書きだった山本は排除されたのに、アリだけが二度生き延びています(アリはなぜ2度も生き延びたのか)。乃木のルーツである奥出雲と、登場人物の姓の重なりは別記事で扱いました。
合流したのは長野
一方、櫻井司令の指示を受け、乃木の部屋には別班の仲間が訪れることになります。現れたのは丸菱商事専務の長野でした。互いに驚く形での対面です。
互いに驚いたということは、司令が双方に伝えていませんでした(長野専務はバルカにいたのか/櫻井里美=乃木明美説の材料6つ・櫻井里美ラスボス説)。長野という姓もまた、実在した陸軍軍人の名と並びます(名前の由来)。
乃木、ドラム、そして別班員であることが判明した長野は、太田と協力して作戦を立てます。チョッキーの使用人に薬物入りの食品を買わせ、家宅捜索の口実を作る。そして脱出トンネルから出てきたところを押さえるという段取りでした。
この回では空港の映像工作が二つあることも判明します。新富士空港の差し替えと、茨城空港のノイズ混入です(映像工作は二つあった)。
買わせた食品は納豆です。屋敷に踏み込む理由を外から作り、逃げ道の出口で待つ。正面から攻めない手口が徹底されていました。
この作戦により、新庄とチョッキーが確保されます。
長野と太田の対面
作戦の過程で、長野と太田が画面越しに対面する場面がありました。社内で不倫関係にあったとされる二人が、別班員と協力者として再会したことになります。少なくとも太田にとっては、影響のある出来事だったようです。
太田の描かれ方には第11話から違和感が指摘されています(ブルーウォーカーの違和感は演出か)。
尋問、そして2人は犯人ではなかった
新庄への尋問は、第1シーズンで山本やアリに行われたものに通じる厳しいものでした。別人格の「F」に成り代わった乃木の追及は容赦なく、新庄は精神を削られて知っていることを吐きます。
尋問の場で新庄が何を語ったかは、この人物の今後を左右します(新庄浩太郎はどこへ行くのか)。この作品が国家と個人をどう描いているのかという問題にも、尋問の描写は直結します(VIVANTは国家主義的なのか)。別人格の「F」がなぜその一文字なのかも、まだ説明されていません(「ハヤト」は三度出てくる)。
その結果明らかになったのは、新庄とチョッキーは別班拉致事件の犯人ではないという事実でした。別班は総力を挙げて新庄を追跡し、確保したにもかかわらず、目的の相手ではなかったことになります。
拉致された5人は、第13話まで一人も戻っていません(最終話はどう終わるか)。
そして首謀者が判明する
ラスト、事件の首謀者が明かされます。国防を担う立場にあり、バルカ共和国で乃木と運命的に出会って以来ずっと共に行動してきた人物、公安の野崎守でした。
野崎が佐野公安部長の部屋に入る際、鈴木がイヤモニを装着したという指摘もあります(公安部長は何を知っているのか/公安部の組織図と和久井俊作)。
「VIVANT=別班」という語源の説明を立てたのも、この人物でした(倒れた「T」と空いた「A」の記事/等式そのものを疑う記事)。VIVANT2のポスターに置かれた英文も、第1シーズンで乃木が野崎に言った台詞の英訳と読めます(ポスターの記事)。頭文字Nを持つ人物が全員二重の立場にあるという推測も、ここで裏づけられます(Nの法則)。第1シーズンから開いたままの伏線は未回収の伏線の一覧にまとめています。
なぜ電話が決定打になるのかは13話ラストの解説、動機の8説は野崎はなぜ別班を売ったのか、この回が回収した伏線は第13話で回収された伏線7つ、残した伏線は第13話で残った伏線15項目にまとめました。
乃木と野崎は物語を通して、いつしか兄と弟のような関係を築いていました。かけがえのない相棒からの裏切りに乃木が落胆するなか、第13話は幕を閉じます。
第1シーズンでは乃木が仲間を撃って敵の懐に入りました。同じ形が野崎で反復されています(反転して繰り返している)。この回はベキの生死に一度も触れていません。裏切り者を出す回で、その話題が消えている点も記録に値します(ノゴーン・ベキは生きているのか/残った15項目)。
なぜ野崎の裏切りが確定したのか、その論理は別記事で詳しく解説しました。飛行訓練所への電話が鍵になっています。
- 新庄とチョッキーは確保されたが、別班拉致事件の犯人ではなかった
- 乃木の部屋に現れた別班の仲間は長野だった
- 別班拉致事件の首謀者は野崎守だと明かされた
- 野崎の動機は一切説明されていない
第14話への引き
番組最後の映像では、宮下今日子が演じる新たなキャラクターの姿が一瞬だけ映されました。野崎の「奴は手段を選ばない」というセリフとともに登場しています。第14話は8月16日放送です。
この新キャラクターが誰なのかを5つの候補に絞って検証しました(宮下今日子の新キャラは誰か)。裏切り者と判明した直後の回で、その野崎が誰かを警戒しているという点も含めて扱っています。
第11話から第13話までの人物別の立ち回り
3話ぶんで動いた人物が多いので、誰が何をしていたかを一行ずつ並べます。
- 乃木憂助(堺雅人) 拉致された仲間を追ってバルカ・キプロス・タイを回り、最後に信じていた相手の裏切りを知る人
- 櫻井里美(キムラ緑子) 拉致の一報を伝え、増援を送ると告げたきり、第13話ではほとんど動かない人
- 長野利彦(小日向文世) 丸菱商事の専務として東南アジアへ長期出張していたはずが、合流コードとともに別班員として現れた人
- ドラム(富栄ドラム) 乃木に同行し、現地での確保と輸送を担う人
- AIハヤト 黒須の居場所、拉致された4人の素性、搬送先を知る11人を割り出した人
- 黒須駿(松坂桃李) 第11話で拉致されたまま、3話を通して一度も画面に戻らない人
- タトゥーの男 長野のエージェントとして第13話に現れ、以降も現場に残りそうな人
- 野崎守(阿部寛) 捜索を指揮しながら新庄の逃亡手段を伏せ、別班の情報が外へ流れる形を作った人
- 東条翔太(濱田岳) 乃木たちに協力しながら茨城空港の映像にノイズを仕込み、自分の端末を使ったせいで名前が挙がった人
- 和久井俊作(田中俊介) 携帯を野崎に貸したせいで通話履歴に名前が残ってしまった人
- 佐野雄太郎(坂東彌十郎) 公安部長として全体を統べながら、この3話ではほとんど表に出ない人
- 鈴木祥(内野謙太) 第13話の一瞬、イヤモニで別の指示を受けているように見えた人
- 森田喜一(谷口翔太) 第11話で乃木の自宅を張っていたきり、その後まったく動かない人
- 新庄浩太郎(竜星涼) 自ら操縦して国外へ出たが、拉致事件には無関係だと判明した人
- チョッキー・テーパーニット(OHM) 愛情から新庄を匿い、部下に空港の映像を差し替えさせた人
- タムタム チョッキーの指示で新富士空港の防犯カメラ映像を差し替え、新庄を逃がした人
- アリ(山中崇) キプロスで尋問を受け、新庄が操縦免許を取得していたと明かした人
- ノコル(二宮和也) バルカで乃木に情報を渡し、追跡の入口を作った人
- 太田梨歩(花岡すみれ) ブルーウォーカーとして再調査を担い、ロシア方面が罠だと突き止めた人
- 柚木薫とジャミーン(二階堂ふみ・本間さえ) 第11話の冒頭で乃木と再会したきり、警護下に置かれたまま動かない人
それぞれの立ち回りが何を意味するのかは、いま残っている謎で系統ごとに扱っています。
公式のあらすじと場面写真を見る
第13話のページに、あらすじと場面写真が掲載されています。
配信期間は変更される場合があります。画像の転載は行っていません。
配信情報
第13話をもう一度見る
首謀者が判明する回は、答えを知ってから見返すと拾えるものが変わります。VIVANT2は各話の放送終了後にU-NEXTで配信され、第1シーズン全10話も見放題の対象です。TVerでは最新話の見逃し配信が無料で行われています。
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参考・出典
- 日曜劇場『VIVANT』第11話・第12話・第13話の放送内容、および公式リポートアフターVIVANT
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- 各話のあらすじは私が放送内容と報道をもとに再構成したものです