VIVANT考察班
第20話のみどころ10月11日(日)21時 敵陣突入の7か所 未回収の伏線いま残っている謎を整理

VIVANT2 / 第14話の最新映像

乃木は誰に報告していたのか
電話の相手、絞り込む

2026.10.05 更新

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8月14日の「THE TIME,」で、第14話の最新映像が10秒だけ流れました。乃木が電話をしながら廊下を歩き、こう話しています。

「別班員が拉致されたのは、あなたと綿貫警視総監はご存知ですよね。拉致を実行させたのは野崎です」

スタジオも困惑して終わりました。ただ、この一文には絞り込みに使える材料が三つ入っています。

第14話の考察まとめ(確定事項と15の論点の一覧)

第19話までの追記

第14話で、佐野は野崎の拉致関与を知っていたと明かされ、第15話で野崎は潜入捜査の任務についていると自ら語りました。目的は核融合技術を中国側に独占させないことでした(第16話)。いまの状況はわかりやすいVIVANT解説にまとめています。

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追記 第14話(8月16日)

佐野公安部長が野崎の拉致関与を知っていたことが判明しました。この記事で電話の相手を佐野と絞った推定は、少なくとも「知っていた側に詰めていた」という点で当たりです。

あの電話が報告ではなく通告だったという見方も残ります。知らなかったとは言わせない形にしてから名前を出す言い方で、相手がすでに知っていたからこそ、あの念押しになる。

公開された10秒

確定

金曜朝の「THE TIME,」では毎週、その週の日曜に放送される回の映像が少しだけ流れます。8月14日はゲストに第1シーズンで処刑された山本役の迫田孝也が入っていました。

映像の中身は次のとおりです。

  • 乃木がタイの警察署のような廊下を、電話をしながら歩いている
  • 廊下には報道陣らしき人が大勢いて、カメラのフラッシュがたかれている
  • 乃木はその場を離れながら「別班員が拉致されたのは、あなたと綿貫警視総監はご存知ですよね。拉致を実行させたのは野崎です」と話す

映像はそこで切れ、スタジオでは誰に報告しているのか、場所はどこなのかという声が上がりました。迫田も内容は知らされていないと答えています。

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相手は綿貫ではない

私の考察

台詞の作りから、三つ分かります。

  1. 相手は綿貫警視総監ではありません。「あなたと綿貫警視総監は」と並べている以上、電話の向こうは別人です
  2. 相手は綿貫と同じ情報を共有できる位置にいます。並べて「ご存知ですよね」と言える相手でなければ、この言い方になりません
  3. 相手は乃木より上です。敬語で、しかも報告の形をとっています

綿貫賢は警視総監、つまり警察組織の頂点です(公安部の組織図と和久井俊作)。その人物と横に並べて語れる相手は、そう多くありません。

候補を4つに絞る

私の考察
候補成立する筋と、引っかかる点
佐野公安部長第11話でAIハヤトが挙げた11人の中に、綿貫と並んで名前が入っていた人物です。警察の縦の系統で綿貫の下、野崎の上。並べて「ご存知ですよね」と詰める相手として、いちばん形が合います
櫻井司令乃木の直属で、報告の相手としては自然です。ただし別班は警察の指揮系統の外にあります。司令が警視総監と同じ情報を共有していたのかを乃木が確認する場面になり、意味が一段ややこしくなります
長野専務第12話で別班員だと判明しました。第14話であらすじ上も乃木と行動しています。ただし警視総監の把握状況を並べて問える立場ではありません
官邸側の人物警視総監の上に立てるのはここだけです。第1シーズンの上原のような官房副長官級。ただし第2シーズンではまだ誰も画面に出ていません

「あなたと綿貫警視総監は」という並べ方は、二人が同格か、少なくとも同じ卓を囲む関係だと乃木が思っていることを表します。警察の内側で綿貫と卓を囲めるのは公安部長です。

「実行させた」という言い方

確定

第13話で確定したのは、別班の情報を売ったのが野崎守だという点です。クーダンの飛行訓練所へかけられた電話が決め手になりました。

私の考察

今回の台詞は「実行させた」です。実行したとは言っていません。野崎は情報を渡した人ではなく、拉致そのものを差配した人だと乃木は言っていることになります。

売っただけなら、買った側が勝手に動いたと説明が付きます。差配したのなら、動かした手足が別にいます。第14話で名が明かされるとされている組織が、その手足にあたる位置です(編成表から読む第14話)。

この一語で、野崎の罪状は情報漏洩から拉致の主犯へ上がります。私が採ってきた潜入説にとっては、いちばん都合の悪い言い方でもあります(野崎はまだ裏切っていない? 潜入説)。餌を撒いただけの人物は、実行を差配しません。

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なぜ人目のある場所で話しているのか

私の考察

別班は存在自体を秘匿する組織です。その一員が、報道陣とフラッシュの中を歩きながら別班員の拉致について電話している。本来ありえない画です。

考え方は二つに分かれます。

  • 秘匿を捨てるほど切迫している。5人の生死が懸かっていて、体裁を整えている余裕がない
  • 聞かせるために選んだ場所。公になる場で言えば、相手はもみ消せません。報告ではなく、逃げ道を塞ぐための通告になります

私は後者を採ります。乃木は第13話で、恩人が売った側だったと知ったばかりです。次に疑う先が上層部なのは自然で、相手が握りつぶせない場所を選んで電話をかけたと考えるほうが、この人物の動き方に合っています。

私の結論

私の結論

電話の相手は佐野公安部長だと考えています。根拠は三つです。

  1. AIハヤトが挙げた11人の中で、綿貫と並んで名前が入っていた
  2. 警察の縦の系統で、綿貫の下・野崎の上という位置が「あなたと綿貫警視総監は」という並べ方に合う
  3. 佐野は第1シーズンから、乃木卓が公安部外事第1課の出身だと知りながら黙っていた人物です。乃木が詰めに行く相手として、動機の面でも噛み合います(佐野公安部長は、どこまで知っているのか)

そして、あれは報告ではありません。「ご存知ですよね」は確認ではなく、逃がさないための念押しです。知らなかったとは言わせない形にしてから、野崎の名を出している。

この見方が当たっていれば、第14話は野崎個人の話では終わりません。売ったのは野崎で、その動きを見ていたのが公安の上と警察の頂点だったという構図です。第13話が個人の裏切りの回だったのに対し、第14話は組織が黙認していたかどうかを問う回になります。

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第14話で確かめる点

見るべき点
  1. 電話の相手が画面に映るか。声だけで済ませるなら、正体はもう一回引っ張られます
  2. 相手が驚くか、黙るか。驚けば知らなかった側、黙れば知っていた側です
  3. タイの警察署に報道陣がいる理由。拉致か別の事件か、何が公になったのかで話の規模が決まります
  4. 「実行させた」の中身。野崎が誰に実行させたのかが、そのまま組織名につながります
第19話までの答え
  1. 第14話で、佐野は野崎の拉致関与を知っていたと明かされました。
  2. 佐野は知っていた側でした。第15話で、自分も野崎も日本を裏切っていないと語っています。
  3. 第14話で、タイで確保された新庄が護送中に撃たれ、拉致の責めを着せられました。
  4. 野崎はシンシーへの潜入の材料として別班の情報を渡していました。目的は核融合技術を中国側に独占させないことでした(第16話)。

ここまでの整理

公式で確認する

第20話は2026年10月11日(日)21時の放送です。予告映像は公式Xに、あらすじと相関図は公式サイトに掲載されています。

放送画面の転載は行っていません。リンク先の公式ページでご確認ください。

配信情報

第11話の11人の場面

綿貫警視総監の写真が映るのは、AIハヤトが情報漏洩の候補を割り出す場面です。第1シーズン全10話はU-NEXTの見放題対象で、最新話の見逃し配信はTVerで視聴できます。

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参考・出典