VIVANT考察班
第20話のみどころ10月11日(日)21時 敵陣突入の7か所 未回収の伏線いま残っている謎を整理

数字で見る / VIVANT2

VIVANT2の視聴率と配信記録
世帯は下がり逆を行く

2026.08.10 公開 2026.10.05 更新

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第1シーズンで数字が動いたのは謎が解けた回の翌週だけで、伸び率が最大だったのはコア層でした(第1シーズンの視聴率と放送尺)。ここではVIVANT2の3話分を、配信の記録と並べていきます。

第17話の追記

第17話で、野崎は自分の口で潜入だったと認めました。以下の本文は、野崎を拉致事件の首謀者とみていた第17話より前の考察です。経緯は第17話の考察まとめにまとめました。

第19話までの記録
話放送日世帯個人
第11話07.2618.8%12.1%
第12話08.0216.4%10.4%
第13話08.0915.1%—
第14話08.1616.6%—
第15話08.2315.2%9.8%
第16話08.3015.0%—
第17話09.0617.1%11.2%
第18話09.1315.0%9.8%
第19話10.0415.4%—

第19話まで9話続けて世帯15%を超えています。本文で立てた「答えが出た翌週に伸びる」という見方は、2回当たりました。野崎が首謀者と分かった第13話の翌週、お盆のさなかの第14話は16.6%へ上がりました。劉銘軒が生きていたと分かった第16話の翌週、第17話は17.1%で、初回に次ぐ数字です。2週の休止を挟んだ第19話も、第18話から0.4ポイント上げています。個人の欄が「—」の回は、私が数字を確かめられていない回です。

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VIVANT2の3話

確定
話放送日世帯個人
第11話2026.07.2618.8%12.1%
第12話08.0216.4%10.4%
第13話08.0915.1%—

第11話は2026年に放送されたすべてのドラマの初回で最高の数字でした。3話の世帯平均は16.8%で、第1シーズンの平均14.26%を上回っています。

3話連続で下がっているので不調に見えますが、比較の起点が違います。第1シーズンの最終回19.6%を、ほぼそのまま引き継いで始まっている。18.8%というのは、前作の到達点から始めたということです。

私の考察

第1シーズンは下から積み上げる形でした。VIVANT2は上から始まっているので、同じ右肩上がりは構造として起きません。初回に集まった人のうち、続きを見る人だけが残っていく形です。

数字の意味も変わります。第1シーズンでは上昇幅が作品の勢いを示していましたが、VIVANT2ではどこで下げ止まるかが指標になります。

世帯視聴率は下降。それでもTVerでは記録が伸びている

ここがこの記事でいちばん重要なところです。VIVANT2の数字は、二つが逆を向いています。

確定
  • 第11話の無料配信は、TVerとTBS FREEの合計で12日間に1,000万回再生を突破した
  • 途中の8月2日時点で786万回に達し、TVerの全番組における単一エピソードの歴代最高記録を更新している
  • TVerのお気に入り登録者数は300万を超え、TBSの連続ドラマで歴代最高を更新した
  • 撮影の裏側を追う『V_Log#11』も130万回再生を超えている
  • 第1シーズンは全10話の合計で5,480万回だった

世帯視聴率は18.8%から15.1%へ下がりました。同じ期間に、配信は歴代最高記録を更新しています。この二つは矛盾しません。同じ現象の別の側面です。

私の考察

視聴率が落ちたのは、作品が弱ったからではなく視聴の場が移ったからだと読めます。第1シーズンから3年が経ち、その間に配信で見る習慣が定着した。しかもVIVANT2は2クール、半年間です。毎週21時に前へ座り続けるより、都合のいい時間に見るほうが自然になります。

裏づけになるのが、番組側の動きです。第13話は「リアタイ推奨」と明示して告知されました。わざわざそう言うのは、放っておくと配信に流れることを制作側が把握しているからです。

視聴率だけで作品の勢いを語る記事が多いのですが、この作品に関してはそれで足りません。配信の数字を並べると、結論が逆になる。

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お盆という条件

下降の理由として持ち出されやすいのが季節要因です。第13話は8月9日、第14話は8月16日で、いずれもお盆に重なります。帰省や旅行で在宅率が落ちる時期です。

第1シーズンの同時期

2023年8月13日放送の第5話は14.2%、8月20日の第6話は14.3%でした。前週の第4話は13.4%です。お盆の週にむしろ上がっています。

私の考察

この作品に限れば、お盆で下がった前例がありません。季節要因だけでVIVANT2の下降を説明するのは無理があります。

ただし第1シーズンは上り坂の途中でした。上昇の力が季節要因を上回っていただけ、という説明も成り立ちます。第14話が8月16日というお盆のど真ん中に置かれているのは、その意味では観測に適した条件です。ここで下げ止まれば、上昇の力が働いているということになります。

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「面白くなくなった」という声と数字

数字の下降と結びつけて語られやすいのが、視聴者側の不満です。公平のために書いておきます。

報じられている内容

VIVANT2については、AIハヤトの描写や設定の説明過多を指摘する声が報じられています。設定を詰め込んだ結果、ナレーションやセリフで補足せざるを得なくなり、没入感を削いでいるという見方です。TBS局内にも先行きを危惧する意見があると伝えられています。

私の考察

この見方が数字に表れているなら、下降は加速するはずです。ところが実際は18.8→16.4→15.1で、下げ幅は2.4ポイント、1.3ポイントと縮んでいます。急落ではなく減速です。

初回に集まった人のうち、続きを見ない層が抜けていく形と一致します。作品への評価が下がっているのなら、回を追うごとに下げ幅は広がるはずで、そうなっていません。

第14話の数字が重要になる理由

ここまでの推測をVIVANT2に当てはめると、次の週の予測が立ちます。

第13話は、野崎守が別班拉致事件の首謀者だと判明した回でした。作品の始まりから3年かけて積まれていた謎の、大きな一つに答えが出た回です。放送直後の反応の量も、VIVANT2で最も多くなりました。

未確認の推測

第1シーズンで観測された「答えが出た翌週に伸びる」という形が今回も働くなら、8月16日の第14話で下降が止まる、あるいは上向くことになります。

逆に第14話も下がり続けるなら、この作品の数字を動かしていたのは考察の連鎖ではなく、単に初回の話題性だったという話です。どちらに転んでも、第1シーズンとの違いがはっきりします。

なお第13話の直後には、宮下今日子が演じる新キャラクターが一瞬だけ映されました。答えを出した直後に新しい謎を置く構成は、第1シーズンと同じ運び方です(5つの候補を検証)。

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VIVANT2の放送尺

未確認

VIVANT2の放送は原則として21時から21時54分です。ただし配信されている解説放送版の尺を見ると、第11話は68分、第12話は60分と差があり、第13話は21時から22時9分までの放送でした。拡大放送は今シーズンも入っています。

各話の正確な拡大分は私が確認できていないため、未確認として扱います。第1シーズンと同じ比率で拡大が入るなら、2クール20話前後という予定の尺は、通常換算で26話分に届く計算です。

テレビ視聴率と配信の数字が示すこと

配信で見る

見逃し配信はTVer、全話配信はU-NEXT、海外向けはNetflixで行われています。

配信状況は変更される場合があります。

配信情報

配信で伸びた回

TVerの歴代最高を更新した第11話は、配信で見られ方が変わったことを示す回です。第1シーズン全10話とVIVANT2はU-NEXTで見放題配信されています。

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参考・出典

視聴率は関東地区・ビデオリサーチ調べです。VIVANT2各話の拡大時間は私が確認できていないため、数字には含めていません。