VIVANT2 / 事前情報の検証
公式SNSの「3枚の画像」は何を示していた?
二枚は解けた島根の名
この記事には広告が含まれる場合があります。
VIVANT2の放送が始まる前から、公式SNSには意味の読めない画像が断続的に投稿されていました。考察勢がそれぞれの中身を特定し、舞台や展開を予想してきたものです。放送が3話進んだ現在、3枚のうち2枚は答え合わせが済んでいます。残る1枚が、この先の展開を指している可能性が高い手がかりです。
1枚目 アゼルバイジャンの隊商宿
1枚目はアゼルバイジャンのシェキにある隊商宿だと特定されていました。そして第11話で、拉致された別班メンバーの連行先のひとつがアゼルバイジャンであることが分かります。
第11話で示された5人の連行先は、アゼルバイジャン、キプロス、ジョージア、イスラエル、トルクメニスタンでした。事前の画像は、そのうちの1か所を先出ししていたことになります。
読み取れるのは、公式SNSの画像が単なる雰囲気作りではなく、実際の舞台を指しているという事実です。この1枚が当たったことで、残り2枚の信頼度も上がりました。
2枚目 沈みかけた難破船
2枚目は海に半分沈みかけた難破船で、タイ南部の海ではないかと見られていました。第12話で、元公安の新庄がタイに逃亡していたことが判明します。
放送前、この画像には別の解釈も出ていました。背景に流れていた音源のタイトルが『Father's Land』だったことから、乃木の父である乃木卓、すなわちノゴーン・ベキが生き延びて逃れた先ではないか、という推測です。
結果としては新庄の潜伏先でした。この説は外れています。ただし音源のタイトルが「父の土地」であった事実は残っており、なぜそのタイトルだったのかは説明が付いていません。
外れた推測を消さずに残すのは、外れ方に情報があるからです。公式が「父」という語を、新庄の逃亡先を示す画像に添えた。この不一致自体が、次の手がかりになりうる部分です。
3枚目 寒山拾得の水墨画と、島根の地名
3枚目は「寒山と拾得」が描かれた水墨画でした。画像の下方には、島根県の地名が書き添えられていたとされています。奥出雲、雲南、安来、出雲、松江の5つです。
3枚のうち、これだけがまだ物語に接続していません。そして中身がもっとも異質です。1枚目と2枚目が海外の実在の場所を指していたのに対し、これは日本国内の、しかも特定の県の地名が並んでいます。
寒山拾得とは何か
寒山と拾得は、中国の唐代に実在したとされる二人の風狂の僧です。水墨画の画題として古くから描かれてきました。目につくのは、この二人がほぼ必ず「対」で描かれることです。単独の寒山図、単独の拾得図はほとんどありません。
島根の地名は、単なる予告ではありません。第1シーズンで野崎が乃木の経歴を調べた際、島根県奥出雲町において乃木家の家紋とテントのマークが酷似していることを確認しています。奥出雲は作中で明示された乃木家の土地です。
つまりこの1枚は、乃木の出自へ戻ることを予告していた可能性が高い。詳しくは「櫻井」という姓と奥出雲はつながっている?で扱いました。
ここから出てくるのが、対になる二人を指しているのではないかという推測です。候補は複数あります。乃木憂助とその別人格である「F」。あるいは乃木とノコルという兄弟。もしくは、まだ登場していない別の二人組です。
島根の地名については、VIVANT2後半で国内が舞台になることの予告と見る向きが多くなっています。ただしこれは、地名が並んでいる以上そう読むのが自然だという程度の話で、それ以上の根拠はありません。
公式が事前に出す材料という点では、ポスターの英文コピーも同じ性格を持ちます(ポスターの英文は3年前の台詞だった)。
3枚の画像で最後まで残ったもの
| 画像 | 中身 | 状況 |
|---|---|---|
| 1枚目 | シェキの隊商宿(アゼルバイジャン) | 第11話で舞台として登場 |
| 2枚目 | 難破船(タイ) | 第12話で新庄の逃亡先と判明 |
| 3枚目 | 寒山拾得の水墨画+島根の地名 | 未回収 |
2枚が当たっている以上、3枚目も実際の舞台か人物関係を指していると考えるのが自然です。島根が舞台になるのか、対になる二人が誰なのか。2クール放送の後半に向けて、この1枚は覚えておく価値があります。
3枚の画像を見る
ヒント画像はいずれも公式アカウントで公開されたものです。実物は次のリンクからたどれます。
画像の転載は行っていません。リンク先でご確認ください。
配信情報
第11話・第12話の該当場面
アゼルバイジャンの描写や新庄の逃亡先の場面は、いずれも短いカットです。VIVANT2の見放題配信はU-NEXTのみで、放送終了後に順次配信されます。第1シーズン全10話も同じく見放題の対象です。
関連する記事
- 第15話の考察まとめ
- アディエルはなぜ戻ってきたのか
- 上原邸の火事で誰が死んだのか
- シンシーの狙いはジャミーンなのか
- 櫻井司令は本物なのか
- 長野専務・アリはシンシーの協力者なのか
- 野崎が入力した暗証番号は何なのか
- 薫とジャミーンは人質になるのか
- 第15話はどうなるのか 6つの筋で予想する
- AIハヤトの分析は信用できるのか
- 第14話の考察まとめ
- シンシーの狙いはフローライトなのか
- 野崎の動機は劉銘軒(リュウ・ミンシュエン)への弔いなのか
- 野崎の裏切りは乃木と同じ形なのか
- チンギスは第15話でどちらに付くのか
- 長野が「愛する人」を繰り返す理由
- 新庄は本当に死んだのか
- シンシーとは何か 樊林杏(ハン・リンシン)と中国公安部第六局
- 別班員5人はなぜ5か国に分けられたのか
- VIVANT2、まだ答えが出ていない謎
- ポスターの英文は3年前の台詞だった
- 「櫻井」という姓と奥出雲はつながっている? 3枚目の答え
- 倒れた「T」と空いた「A」
- 最終話はどう終わる? 残された7つの札
- ノゴーン・ベキ生存説はどこから来たのか
- 第1シーズンに置き去りになった伏線
参考・出典
- 日曜劇場『VIVANT』公式サイト、公式X、公式Instagram(画像の投稿元)
- 公式SNS投稿画像の内容特定については、複数の考察サイトによる整理を参照した
- 第11話・第12話の放送内容