VIVANT考察班
第20話のみどころ10月11日(日)21時 敵陣突入の7か所 未回収の伏線いま残っている謎を整理

数字で見る / 第1シーズン

第1シーズンの視聴率は、どこで動いたのか
数字はどこで動いたか

2026.08.10 公開

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第1シーズンは初回11.5%から最終回19.6%まで伸びました。この記事では、その8.1ポイントがどこで動いたのかを追っていきます。VIVANT2の数字と、視聴率と配信が逆を向いている件はVIVANT2の視聴率と配信記録で扱いました。

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第1シーズン 全10話の記録

確定
話放送日世帯視聴率放送尺
第1話2023.07.1611.5%108分(54分拡大)
第2話07.2311.9%79分(25分拡大)
第3話07.3013.8%69分(15分拡大)
第4話08.0613.4%54分
第5話08.1314.2%69分(15分拡大)
第6話08.2014.3%54分
第7話08.2714.1%54分
第8話09.0314.9%54分
第9話09.1014.9%79分(25分拡大・30分繰り下げ)
第10話09.1719.6%79分(25分拡大)

関東地区・世帯・ビデオリサーチ調べ。平均は14.26%。第9話の前には特別番組『緊急生放送150分SP』(19時〜21時30分)が放送され、こちらは11.9%でした。

12 14 16 18 20 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11.5 13.8 19.6 話数
大きく動いたのは第2話から第3話と、第9話から最終話の2回だけ。拡大放送は入口と終盤に集中しています。

実際の放送時間は「全10話」以上

放送尺の列を足すと699分。通常の日曜劇場は1話54分なので、実質13話ぶんに近い量が放送されていたことになります。

確定

全10話のうち、通常枠だったのは第4話・第6話・第7話・第8話の4話だけ。6話が拡大放送でした。

そしてもう一点、拡大と数字が連動していません。最も長かった第1話の108分が最低の11.5%で、最も高い19.6%の最終回は25分拡大です。尺の長さは数字を作りません。

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拡大の入り方には規則がある

どの回を拡大するかは、放送のかなり前に編成として決まります。つまり拡大された回は、制作側がその回に自信を持っていた回です。

私の考察

第1シーズンで拡大されたのは第1・2・3・5・9・10話。並べると意味が見えます。第1話から第3話までは連続で拡大=入口で客をつかむための投資。第9話と第10話も連続で拡大=終盤の畳みかけ。中盤の第4・6・7・8話は通常枠に戻しています。

例外は第5話です。ここだけ中盤で15分拡大されている。第5話は乃木がベキの正体に辿り着く回であり、テントの内部が初めて描かれた回でした。物語の折り返しに尺を足していることになります。

この見方をVIVANT2に当てはめると、第13話が21時から22時9分まで放送されたことの意味が変わります。野崎を出すと決まっていたから、その回だけ尺を伸ばした。編成表は中身を先に語っていました。

制作費の面からも同じことが言えます。第1シーズンは1話あたり1億円、VIVANT2は1億2千万円前後と報じられています。拡大放送はその分だけ費用が増える。尺を伸ばす判断には、はっきりしたコストがかかっています。

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視聴率が大きく動いた2回

10話の推移を見ると、上下しているようで実際に大きく動いたのは2回です。

私の考察

1回目は第2話から第3話の1.9ポイント上昇。2回目は第9話から最終話の4.7ポイント上昇。それ以外の週は、上がっても下がっても0.5ポイント前後に収まっています。

1回目のほうが重要です。第2話で何が起きたか。「ヴィヴァン」という言葉の意味が明かされた回です。それが別班を指す隠語だという説明が出た週で、数字はまだ11.9%でした。

動いたのは、その翌週です。

未確認の推測

この作品で数字が動くのは、謎が提示された回ではなく、謎が一つ解けた回の、さらに翌週だと読めます。順番はこうです。答えが出る、視聴者が語り始める、聞いた人が次の週に入ってくる。

最終回の4.7ポイントも同じ形です。第9話でベキの過去とテント誕生の秘密が明かされ、その翌週に一気に人が集まりました。

つまり視聴率は、放送内容よりも考察が回った量に対して1週遅れで反応していることになります。逆に言えば、答えを出さずに謎を積む回は数字を動かしません。

伸びたのはコア層

世帯視聴率だけを見ていると見落とすものがあります。年齢別の数字です。

確定
第1話最終話倍率
世帯11.5%19.6%1.70倍
個人7.4%12.9%1.74倍
コア(13〜49歳)5.1%10.1%1.98倍

三つのうち、伸び率がいちばん大きいのはコア層です。ほぼ倍になっています。

私の考察

これは「謎が解けた翌週に伸びる」という推測を裏づけます。考察を読んで書いて人に話すのは若い層です。その層が最も大きく動いた。世帯視聴率の上昇は、その結果として遅れて表に出た数字にすぎません。

VIVANT2の初回も、世帯18.8%に対して個人12.1%で、コア注目度は1位でした。この作品が動かしているのは、テレビの前にいる世帯数ではなく、放送後に検索する人の数と見ることもできます。

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視聴率が大きく動いた条件

この形がVIVANT2でも働いているのか。VIVANT2の視聴率と配信記録で、3話分の数字と配信の記録を突き合わせています。

公式の番組情報を見る

放送日時や各話の情報は、公式サイトで確認できます。

視聴率および放送尺の数値は報道各社の発表によるものです。

配信情報

視聴率が動いた回

第1シーズンで数字が動いた第3話と最終回は、並べて見ると作品の運び方がよく分かります。第1シーズン全10話とVIVANT2はU-NEXTで見放題配信されています。

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参考・出典

  • 日曜劇場『VIVANT』公式サイト(放送日と各話の情報)
  • 日刊スポーツ 各話の視聴率報道(2023年7月〜9月)
  • MANTANWEB「VIVANT:第2シーズン“ロケットスタート” 初回視聴率18.8% 個人は12.1%」2026年7月27日
  • 日刊スポーツ「VIVANT2 第13話が15.1%」2026年8月10日
  • ORICON NEWS「『VIVANT』第11話、無料配信1000万回突破 TVer歴代最高記録を更新」2026年8月
  • MANTANWEB「VIVANT:第11話の「TVer」再生数が1000万回の大台突破!」2026年8月7日
  • 女性自身「『VIVANT』第2シーズンがロケットスタートも…」2026年8月(制作費および局内の見方について)
  • ピンズバNEWS「『VIVANT』視聴率一強も…視聴者から不満が出る最大の要因」2026年8月
  • 各話の放送時間は番組表および放送記録による

視聴率はいずれも関東地区・ビデオリサーチ調べです。VIVANT2の各話の拡大分は私が確認できていないため、未確認として扱っています。