VIVANT2 / 評判
VIVANT2はなぜつまらないと言われるのか
数字は強く辛い声
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VIVANT2の視聴率は、第19話まで9話続けて世帯15%を超えています。今期のドラマの中では抜けた数字です。それでもXでは「微妙」「つまらない」「見るのをやめる」という声が、放送のたびに一定の量で出ています。数字と声がかみ合わないのはなぜか。不満の中身を7つに分けて整理し、私の考えを書きます。
数字の上では不人気ではない
- 世帯視聴率は第11話の18.8%から始まり、第19話は15.4%。全話で15%を超えている
- いちばん高いのは初回、次が第17話の17.1%
- 第11話の無料配信は12日間で1,000万回を超え、TVerの単一エピソードとして歴代最高を更新した
- 経済誌の記事は、近年の連続ドラマの多くが5〜6%にとどまる中での15%超えを「近年まれな成功作」と書いている
数字だけを並べると、不人気という言葉は当たりません。各話の数字はVIVANT2の視聴率と配信記録にまとめています。問題は、見ている人が不満を口にしながら見続けている点です。
「つまらない」と言われる7つの理由
放送後のXの投稿、ドラマ感想のブログ、質問サイトに出ていた不満を、重なりの多い順に並べました。
1 話が進まない
いちばん多い不満です。2週の休止を挟んだ第19話は「奪還作戦開始」とうたわれながら、城に入る手前で終わりました。「2週間待ったのに話があまり進まない」「後半戦の開幕なのに次回への仕込み回の印象が強い」という声が並んでいます。ドラマ評論の投稿には、何をされても秘密を吐かない人物が多いので、そのぶん話が引き延ばされている、という指摘もありました。
2 拷問と暴力の描写がきつい
第19話は冒頭に暴力的な描写への注意書きが出て、和田が指をすべて失ったうえで殺されました。「日曜の夜9時、家族も見る枠でここまで描く必要があるのか」「注意書きを出せば許されるわけではない」という声が目立ちます。家族を狙う場面の多さ、裏切りの多さを挙げて、日曜の夜に見るのがつらくなったという投稿もありました(和田の死と黒須の弟・翼)。
3 「実は偽装だった」が続く
死んだはずの新庄は乃木の偽装で生きていて、死んだと伝えられていた劉銘軒(リュウ・ミンシュエン)も生きていました。「全部偽装だった、みたいなのばかり」「結局死んでないとかばかり」という不満は、驚きが続いたぶんだけ出ています(新庄は本当に死んだのか)。
4 新しい情報で足場が抜ける
第1シーズンは、謎が出て、答えが出て、次の局面へ進む流れがはっきりしていました。第2シーズンは新事実が次々に出るので、理解が深まるより先に足場を抜かれる、という感想がブログに書かれています。質問サイトにも「後付けの話に感じる」「別班の格が落ちた」「三つ巴の構図が薄れた」という声がありました。
5 乃木の活躍が少ない
第2シーズンの乃木は、人を集めて組織を動かす側に回っています。第1シーズンのように自分で窮地を切り抜ける場面が減り、「乃木の無双が見たい」という不満が出ました。主人公の戦い方が変わったことが、そのまま物足りなさとして受け取られた形です。
6 AIハヤトと説明の多さ
何でも割り出せるAIハヤトが出たことで、捜査の緊張がゆるんだという指摘が複数の記事にあります。設定が多いぶん台詞での説明が増え、没入しにくいという声もありました。第19話の、別班員の家族が消えた理由を「ウイルスで隔離」とごまかす筋も、力わざだと受け取られています(AI鈴木は通用するのか)。
7 答えが予想どおりだった
エリシャの娘プリシャがジャミーンと同じ9歳だと分かった第19話には、「予想どおりすぎた」という感想も出ました。考察する視聴者が多い作品ほど、当たった答えは驚きになりにくくなります(プリシャ・ママドフとは誰か)。
それでも見られている理由
不満を書いた投稿の多くは、最後に「次は見る」で締めくくられています。第16話で劉銘軒が生きていたと分かった翌週、第17話は17.1%まで上がりました。答えが出た翌週に数字が伸びる形は、第1シーズンから変わっていません。「考察するなら今シーズン屈指の回」「見終わってからが本番」という声もあり、謎を追う楽しみ方では支持が続いています。
私の結論
VIVANT2は不人気ではなく、第1シーズンの成功で上がった期待に、進み方が追いついていないと考えます。7つの不満のうち、1と3と7は期待の高さの裏返しです。突入や大きなどんでん返しが来れば、評価はまとめて戻ります。
ただし2の暴力描写は別です。物語の進み方とは関係なく、日曜の夜に見る人を減らす要因になり得ます。和田の死を「仲間との別れ」として後半戦の芯にするなら、残り5話でその意味を回収しないと、不快さだけが残ると考えます。
ここまでの整理
- 視聴率は全話で世帯15%超え。数字の上では不人気ではない
- 不満のいちばんは「話が進まない」。第19話は城に入らずに終わった
- 暴力描写、偽装の繰り返し、情報の多さ、乃木の出番、説明の多さ、予想どおりの答えが続く
- 答えが出た翌週に数字が上がる形は第1シーズンと同じ
- 私は期待の高さとのずれだと考える。ただし暴力描写の多さは本当の弱点
公式で確認する
第20話は2026年10月11日(日)21時の放送です。視聴率は関東地区・ビデオリサーチ調べです。
放送画面の転載は行っていません。公式ページでご確認ください。
配信情報
自分の目で確かめるなら
不満が多かった第19話も、第17話の数字が伸びた回も、見逃し配信で追えます。見逃し配信はTVer、第1シーズンからの通し見はU-NEXTが見放題で対応しています。
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参考・出典
- 日曜劇場『VIVANT』公式サイト(各話のあらすじ・登場人物)
- 東洋経済オンライン「『VIVANT』視聴率15%超えはすごいけど…前作よりスケールダウン?」(武井保之、2026年9月4日)
- スポニチアネックス「第19話視聴率15・4%」(2026年10月5日)
- Yahoo!知恵袋「vivant2が面白く無くなってきました」(2026年8月9日)
- note「『VIVANT』第二シーズンが、なぜか私に刺さらない理由」(2026年8月30日)
- いましりマルシェ「VIVANT2続編がつまらない?面白くない理由7つ」(2026年8月25日)
- 放送後にX(旧ツイッター)で共有されていた視聴者の感想。個人の投稿のため、アカウント名は載せていません