長野利彦 / 丸菱商事専務
長野専務はバルカにいたのか
空白の2年をめぐる説
第12話で長野利彦が別班員だと判明した直後から、ある説が広がりました。第1シーズンでバルカに現れたジャーナリストも長野ではないか。放送直後の投稿は192万回表示されています。
年齢が離れた人物を同一人物とする説は普通なら弱いのですが、この説には年表が付いています。
確定していること
- 長野利彦は乃木が勤める丸菱商事の専務。前作では乃木の上司として登場していた
- 第12話で、乃木の前に現れた「新たな別班員」の正体が長野だと明かされた
- 乃木は幼少期にバルカで両親とはぐれ、記憶障害を抱えたまま日本へ戻り、京都府舞鶴市の児童養護施設で「丹後隼人」として過ごした
指摘されている年表
長野の経歴には、大学へ入るまでの1985年から87年にかけて2年ほどの空白があるとされます。
一方、乃木が両親とはぐれたのは1984年。そして日本の小学校に入るのが1987年。この2つの期間が重なります。
もし長野がその2年間バルカにいたなら、幼い乃木と接点を持てたことになります。そして第1シーズンでバルカに現れたジャーナリストが長野であれば、彼はその土地に土地勘を持つ人物だったことになる。
この説が強い理由
年表が噛み合うこと自体より、空白が用意されていることのほうが重要です。
登場人物の経歴に2年の空白を設ける必要は、本来ありません。埋めておけば済む話です。それをあえて空けているなら、後で埋めるためです。
空白の2年を別班の訓練期間と読む説も出ています。この場合、長野は学生時代から別班の候補として動いていたことになり、丸菱商事の専務という肩書きは40年かけて作った表の顔ということになります。
乃木が同じ会社にいることも、偶然ではなくなります。長野が乃木を丸菱に引き入れた可能性まで視野に入ります。
ここは確認が必要です
公式サイトの登場人物紹介では、長野利彦は防衛大学校出身と記載されています。一方、SNSで語られている経歴は一橋大学です。
この2つは食い違います。作中で示された資料と公式サイトの記載が異なるのか、どちらかの読み取りが誤っているのか、現時点では判断できません。年表の議論はこの点が確定してからでないと成立しません。
ここを曖昧にしたまま「辻褄が合う」と書いている記事が多いので、当サイトでは保留にします。ただし防衛大学校出身であることが事実なら、長野が最初から自衛隊系の人間だったという別の意味が出てきます。どちらに転んでも、長野の経歴は物語の材料です。
ジャーナリストという設定の重さ
仮に同一人物だとして、なぜジャーナリストだったのか。
別班は身分を偽装して活動します。ジャーナリストは紛争地に入る口実として自然で、現地の人間に接触しても怪しまれません。第1シーズンの時点で長野が任務でバルカにいたなら、その偽装として最も合理的な職業です。
そして第2シーズンでは商社の専務として現れる。職業を着替えられる人物として描かれているなら、それは別班員の描写そのものです。
もし本当なら何が起きるか
乃木と長野が、幼少期のバルカで一度会っていたことになります。そして互いに気づいていない。
この作品は名前や姓を使って、乃木の失われた時期へ繰り返し手がかりを置いています。長野の空白の2年も、同じ列に並ぶ材料です。
乃木が思い出せない時期を、周囲の人間が知っている。第2シーズンが向かっているのは、その一点かもしれません。
配信情報
第1シーズンのジャーナリストを確認する
バルカでジャーナリストが登場する場面は、長野の顔を知った今こそ見返す価値があります。第1シーズン全10話と第2シーズンはU-NEXTで見放題配信されています。
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出典
- 日曜劇場『VIVANT』公式サイト 登場人物
- 第1シーズン・第2シーズン第12話の放送内容
- 年表および経歴に関する記述は、SNS上で共有されていた指摘を論点として再構成したもの。個別の投稿は転載しておらず、当サイトでは映像を再確認していないため未検証として扱う